ミニマリストの介護生活

アラカン主婦が、認知症検査を受けた話

こんにちは。コロナウイルスの感染拡大で、母がお世話になっているデイサービスが閉鎖になるかもしれないと、東京の感染状況に毎日ドキドキしている霜月です。

認知症は、身体や脳に刺激を受けないと、どんどん症状が進行してしまうので、本当にデイサービスはありがたいです。母に対しても、体調や人間関係など、とてもきめ細かく対応してくださり、スタッフの皆さんに感謝する日々です。

さて、今回もまた認知症のお話です。50代以上ならば、すでに親御さんの介護に直面している方もいらっしゃるかと思います。

今回は、アラカンの霜月が、認知症の検査を受けたというお話です。

私の世代で、自分が認知症の検査を受けたという方はあまりいないと思います。「認知症検査ってどんなことするの?」と知りたい方は、どうぞお読みくださいね。

私、認知症かも?

前回の記事にも書きましたが、霜月の母は80代半ばで、昨年の夏にアルツハイマー型認知症と診断されました。その後、要介護2と認定され、現在は週3回デイサービスに通っています。

母は、身体の方は大きな持病もなく元気なのですが、アタマの方は日々衰えています。少しずつですが、認知症という病が母を確実に蝕んでいくのを感じています。

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母が認知症と診断されて以来、私も認知症について色々調べました。その中で、認知症になる人は50代後半くらいからその兆候が出るというのを知り、不安になりました。

というのも、私にも心当たりのある出来事があったからです。

実は、1年ほど前のある日、 電子レンジでおかずを温めようとした時に、突然頭の中が真っ白になって、どのボタンを押せばいいのか分からなくなったことがあったのです。

動揺してめちゃくちゃに色々なボタンを押しました。最終的にはなんとか温めることができましたが、いったい自分がどうしたのか、さっぱり分かりませんでした。

銀行のATMで、操作が分からず混乱している母を見た時に、あの時の自分を思い出しました。

もしかしたら自分も認知症かもしれない。もしそうなら、早めに調べて早くから薬を飲めば、病気の進行を少しでも遅らせることができるかもしれないと考えました。

母の診察のとき、「私も認知症の検査を受けたいのです」と主治医に言いました。

先生は驚かれて「たぶん違うと思いますよ」とおっしゃいましたが、念のためにと頼んで、検査を受けることになりました。

MRI検査に勇気を振り絞る

認知症検査の内容は、MRI検査と長谷川式スケールによる検査です。

MRI検査については、下記の説明が大変分かりやすかったので、引用させていただきました。

MRIとは、「Magnetic Resonance Imaging」の略で磁気共鳴画像と呼ばれています。MRI検査は、強い磁場を有するトンネルの中に身体を入れて、磁石の力と電波を使って身体の内部の様子を画像化する検査です。いろいろな角度から体の断面を画像化することができ、脳や脊髄、内臓、筋肉、関節、血管などの詳細な情報が得られます。X線を使用しませんので放射線被曝はありませんが、検査中大きな音がします。出典:京都・御池クリニックHP

私が認知症の検査を受けた理由のひとつが、MRI検査でした。

今までの記事やプロフィールにも書きましたが、私はパニック障害の病歴があります。

病気そのものは50代はじめに治っていて(寛解と言います)、当然薬も飲んではいないのですが、唯一残っている症状が「閉所恐怖」でした。

そのため、長いこと飛行機に乗れなかったり、病院のMRI検査が受けられなかったり、不便なこともありました。

飛行機は、バーチャルリアリティ暴露療法(※)を受けることにより、一人でも乗れるようになりましたが、唯一ダメなのがMRIでした。なので、苦手克服のためにも敢えてMRI検査を受けてみたいという、やや不順な動機もありました。

母が通っているクリニックの検査機器は開放型と呼ばれるタイプのMRIで、筒状にはなっていません。これなら大丈夫かもしれないと思っていましたが、一人で検査室に入るのは本当に怖くて怖くて、何度も出たり入ったりしてしまいました。

それでも、恐怖と不安で汗だくになりつつ、何とか検査を受けることができました。

最後にMRI検査を受けてから15年ぶりくらいでしょうか。また少し自信がつきました。

※バーチャルリアリティ暴露療法:VRを使った暴露療法のこと。暴露療法とは認知行動療法のひとつで、患者が不安や恐怖を抱いている対象物にあえて触れさせるというもの。

長谷川式スケールで驚く

長谷川式スケール(長谷川式簡易知能評価スケール)とは対面式の知能検査で、質問に口頭で答えたり、文字や図形を書いたりする検査です。

母が長谷川式の検査を受ける時に、私は外で待っており、立ち会っていません。検査に家族が立ち会うかどうかは、病院によって違うようです。

長谷川式の検査に立ち会ったという友人もいます。友人の話によると「けっこう難しくて、自分でも出来ないかもと思った」とのことでした。

質問は、だいたい下記のような内容でした。

  • 年齢
  • 今日の日付と曜日
  • 今いる場所
  • 言葉を三つ覚えて、後から言う
  • 100から7ずつ引いていく計算
  • 言われた3つの数字の順番を、逆に言う
  • 知っている野菜の名前をできるだけ多く言う
  • 紙に印刷されている図形と同じものを書く
  • 簡単な文章を書く

30点満点で、私の結果は30点。思ったよりもずっと簡単なテストでした。普通の大人ならというか、小学生でも満点が取れるテストだと思います。

人が受けている時は難しそうに見えても、いざ自分が受けるとなると、集中して聞いているので、意外に簡単に感じるように思いました。

そして、こんな簡単なテストもできないほど、母が衰えてしまっているのだということに驚きました。

認知症検査を終えて

検査の結果、私は認知症ではありませんでした。

それでも、検査を受けてみてよかったと思っています。何しろ本当に心配だったので、ひと安心できました。

主治医の先生に電子レンジの一件を話すと「ああ、おそらくパニックになっただけですよ」と一笑に付されて終わりました。脳の誤作動だったのかもしれません。

ただ、今回は大丈夫だったものの、これから先、自分が認知症にならないという保証はありません。

祖母も、認知症と診断はされていませんでしたが同じような症状があったので、自分もそうなるのではないかと思う時があります。

もし認知症になるにしても、なるべく進行を遅らせたいし、家族に負担をかけないようにしたいと思っています。

認知症にならないために

認知症の予防についてですが、決定的な予防方法はまだ見つかっていません。

そして、ひとたび発症してしまうと、進行を遅らせることはできても食い止めることは出来ません。命の尽きる時まで、記憶を失い続けるのです。

ただ、認知症の前段階である「MCI(軽度認知障害)」の場合、適切な予防や治療で治ることもあるようです。

悪い生活習慣が認知症に繋がることも多いので、今のうちから生活習慣を見直し、改善することで、認知症にならないように気をつけようと思っています。

今は介護者である私も、いつか介護される側になるかもしれません。なるべくその日が遅くなるように、日々の生活を送りたいと思っています。

今回の記事は、お役に立ちましたでしょうか。

お読みいただき、ありがとうございました。アラカン主婦の霜月でした。

※当然のことながら、画像の女性は霜月本人ではありません(笑)。

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